続!イジワル王子とお姫様

「すげーウマそうに食うのな。甘そーだし、やっぱいらねぇと思ってたけど、見てたら腹減ってきた」


「ナツキくんも一緒に食べようよ。ハイ」


クレープを差し出すと、ナツキくんはクレープを持っている方の私の手をギュッと握った。


ひやぁっ!


しーかーもーっ。


私の手を掴んだまま、クレープを自分の口の中へと運ぶ。


「ウマく食べさせろって……こぼれたじゃん」


「ごっ……ゴメンなさいぃ」


ひっ……、倒れそぉ。


私の手に、タラリとこぼれるチョコクリーム。


うわ、もしかして……。


ペロリ……とか?


ドギマギして、動けずにいると。