続!イジワル王子とお姫様

私とつないでない方の手は、ズボンのポケットに突っこんでる。


途中、ナツキくんの友達とすれ違う時にからかわれて、


何度か頭や肩を触られそうになったんだけど、


『お前らには触らせねぇのっ』


って言って、守ってくれた。


ヤバいよ~、もう、このままずっとナツキくんと一緒にいたいよ。


学園祭だからテンション高めなのか、普段より威勢のいいナツキくん。


それとも、学校でのナツキくんはいつもこんな感じなのかな?


「さて、どこ行く? あんま面白いモンやってないんだよな」


「ナツキくんと一緒だったら……どこでもいいよ?」


ジッと見上げてそう言ったら、ナツキくんはなぜか顔をそらしてしまった。


……あれっ?


さっきまでずっと優しかったのに。


突然不機嫌になっちゃった?