続!イジワル王子とお姫様

「ナツキ! 今からオレがクラスの当番代わってやっから、桃ちゃんとふたりで好きな所行ってこいよ」


え! 銃士くん!?


階段の上から銃士くんが顔を覗かせていて、杏もニコニコして手を振っていた。


「……じゃ、ちょっと待ってて」


ナツキくんは私から紙袋を取り上げ、そのまま階段を駆けあがっていった。


そして、すぐに戻ってくる。


「桃香、お待たせ。……行こ」


そう言って、さり気なく私の手を取る。


うわ、いきなりの恋人つなぎに、ドッキドキ!


ナツキくん、さり気なくやっちゃうから


……嬉しいっ!