続!イジワル王子とお姫様

「な……ナツキくんは、普段缶コーヒーは飲まないんです。そ……そんなコト……も、知らなかったんですか?」


う、わ。


私、なに言ってるんだろ。


口が勝手にっ!


挑発してるつもりはナイんだけど、なんだか悔しくってつい言ってしまった。


「えー、そうなの? だってナツキくんが私にお願いしたのよ。私がコーヒー買うって言ったら、『同じヤツがいい』って」


えぇっ、ナツキくん、そうなの!?


ナツキくんの彼女は私なのに、蝶野さんの言い方が、なんだか気に食わないな……。


「そうなんですかぁ……。ま、いーです。蝶野さんのも買ってきますよ。なにがいいですか?」


パシリでもなんでもいいから、もうこの場から離れたいよ……。


「そうなの? 悪いわね。じゃ、ナツキくんと同じヤツ買ってきて?」