続!イジワル王子とお姫様

気も抜けちゃうよ。


だってナツキくんと一緒にいられるんだもん。


今日は学校のコにも会わないし、手つないでても見られる心配ないね。


「ねぇ、ナツキくん。どうして門の近くにいなかったの?」


「あ~……」


ナツキくん、ちょっと困ったように頭をガシガシかいてる。


「え?」


「いや……。待ってて、期待してるとか思われてもヤだし?」


「や……ちょっと、アレは。だから杏がぁ……」


「わーってるっつの。ま、多少は期待したケドな。

桃香の方から、『くっつきたいよぉ』とか……言われてみてぇ」


えっ!!


ナツキくんは、ニヤニヤ。


しかも、語尾が伸びてヘナチョコなそのしゃべり方は、


私のマネッ!?