続!イジワル王子とお姫様

うわーっ、ナツキくん。ホントに勉強してたんだぁ?


「ナツキくん! 今日、ごめんね。 あのっ、メール見た? あれね……」


一瞬、ナツキくんの顔がピクリと動く。


うわ、触れない方がよかった?、って思ってると。


「う~わ、駿河の友達?

そういやさっき、『ナツキくん』って言ってたような……」


さっき声かけてきたコの声が、真うしろから聞こえてきた。


ナツキくんは、「おぅ」って言ってるしぃ。


ナツキくん、違うから!


そこ、『彼女』って訂正してぇ。


「へ~。な、このコオレに紹介してくれよ」


なっ、なんてコト言うのっ?


ナツキくん、ダメだよね?


「オレの彼女だ」とかって言って、守って?


ジイィーッとナツキくんを見つめる。


ナツキくんは、私をチラリと見た。


「コイツは……」