続!イジワル王子とお姫様

あれは、まさかの私の彼氏!?


「ナツキく~んっ!!」


側にいた男の子のコトなんてすっかり忘れ、


私はナツキくんの元へと駆けだしていた。


「ナツキくん!」


「いや……そんな何度も呼ばなくても聞こえてるっつの」


イヤっそ~な顔して、私をチラリと見る。


それでも会えたコトが嬉しくって、めげずにニヤける私。


「もしかして~。ココで……待っててくれたの?」


「……は? まぁ、たまたまな」


たまたまという割には、ナツキくんの手には、英語の教科書が握られていた。


もしかして、待っててくれた?