続!イジワル王子とお姫様

「うぉ、ヤベ~。マジでかわいいな」


男の子がなんか言ってるけど、耳に入って来ない。


うわぁぁ……、どうしよう!


彼氏……、なんだよね。


ナツキくんが、私の彼氏。


熱い頬を手で押さえる。


……付き合ってるのに。


『授業終わるまで、待っててやる』って言われたのに、


どうして私はイヤがったりしたんだろ。


他の女の子がどう思うかなんて、関係ない。


ナツキくんに、大切に想われてたらてたら……それだけで幸せなのに。


「うっ……、なんで涙目んなってんの?」


男の子が私を見て慌てる。


なんか悲しくなってきちゃった。