海は腕を伸ばして、近くのリモコンを取り灯りを付けた。 私はベッドから降りる。 「10時。」 「…。」 また寝たのかと、海の顔を見ると目を瞑っていた。 この人、さっきまで起きてたじゃん!! 「…帰る。」 私は1人で帰ろうと決めて扉から出ようとした。 「玄関行ってろ。」 低い声が聞こえて、扉が閉まった。 私は、言われた通りに玄関で靴を履いて待っていた。 海が来て、外に出て行くのに着いていく。 金髪が街灯に反射して綺麗。