…何なのこれは!? 国道占拠だって聞いたことはある。 でも… 「楽しい!楽しい!楽しすぎる!」 ゲラゲラと笑う京の声が開いた窓の外から聞こえる。 「私、京が心配になってきた!」 「?」 海が不機嫌そうにこっちを向く。 開いた窓から、バイクや車のエンジン音が酷く響いて、大きい声を出さないと聞こえない。 「だって、笑い死んじゃうよ。きっと!」 「九条、窓閉めろ。」 その言葉に助手席に座っている九条さんが窓を閉めた。 「大丈夫よ、生まれる前からあぁなんだから。」