蝶の総長…。 「あの人?」 ホテルに居た、髪の長い女の子。 「あぁ。知ってる。」 「マジで?そんでうーちゃんも会った?」 「うん、見たことあるよ。」 後ろの扉から九条さんが現れる。 「…なにやってんの、玄関で。」 そういえば、まだ靴を履いたままだった。 私と海は靴を脱いで、二階に上がる。 窓の外の空は青かった。