その日は海に会わなくて…少し寂しかった。 亜利哀とその彼氏さんの姿を見たからかもしれない。 「大丈夫?」 九条さんに言われて、 「お腹…少し痛くて。」 お腹がチクリと痛んだ。 バレンタインデー当日は何故かドキドキした。 変な胸の高鳴りに…お腹がズキズキとなる。 なんか変なもの食べたかな? でも、すぐにその痛みは収まる。 「うーちゃん。」 歩いて溜まり場に向かおうとした私に、車から顔を出した京が声をかけた。 「あ、京。」 九条さんは乗っていないらしく、私は後ろの席に乗った。