青空を見上げた。 「海の言ってた馬鹿校って、ここ?」 そして、同じ学年という事は相当な頭の持ち主だと思う。 「あぁ。」 ふうん、と返す。 詮索はしない。 されたくなければ、関わりたくないと思われているようだから。 空は青かった。 「明日はここに来なくて良い?」 「嫌か?」 即答されて、京を見た。 「何が?」 「ここに来んの。」 正直、嫌ではない。 九条さんがいる時は来ているし。 ただ、居心地が悪い。 「明日も来い。」 …何故に命令口調なのでしょう?