海は長ソファーに横になって眠っていた。

やっぱり、眠かったらしい。

「良いのか?」

「うわっ。」

いつもの如くやっぱり起きているから、驚く。

「し…心臓に悪い。」

「慣れだ、慣れ。」

「そういう問題?」

反論をするとフッと笑われた。

そして、二人で家を出る。

また戻ってきた溜まり場は、人が起きているようで騒がしかった。

九条さんと京も泊まったらしく、

「うー、誕生日おめでと。」
「おめでとうさん。」

眠そうな声で、1日遅れのお祝いの言葉をもらった。

買いだめされてあったパンを食べて、また眠る。