一階のリビングを出て、二階への階段まで歩く。 リビングを抜けたら、とても静かで。 遠くでお祭りをやってるみたいな気分。 家に電話なんて、しなくても良い。 するだけ電話代の無駄。 誰も出ないのだから。 「…変なの。」 本当に自分が滑稽に思えた。 ため息を吐いて、リビングに戻る。 「良いって。」 「ん。」 そうしてまた、深緑ソファーに座る。