海の家に帰ると、京がせっせと働いていた。
「何してるの?」
聞いてみたところ、お昼ご飯はバーベキューらしい。
九条さんは…日陰で本を読んでいた。
「海も手伝えよ!!俺はお前の分まで働かされてんだからな!!」
海は返事をしないで、私を見た。
「九条のところに行ってこい。」
私は頷いて、日陰にいる九条さんの元へ歩く。
これだけの人数がいるのだから、盛大なバーベキューになる。
せっせと働く人を見ながら、そんな事を思った。
そして、ふと感じる。
組の人がいるのなら、九条さんのお父さんとかお母さんもいる?



