高級車と沢山のバイクの集まり。
無数の光はスポットライトなんかよりも強く。
「…えっと…海のお友達?」
「そんな感じ。」
溜め息と共に返事が返ってきた。
光は強いものの、すぐに爆音は遠ざかる。
まだ耳の奥がキーンとした。
「そういえば、海はバイク乗らないの?」
耳鳴りみたいなのが続く中、海に問う。
海は煙草を灰皿に押し付けた。
「乗るけど、乗りたいのか?」
「ううん、聞いただけ。」
私は頭を振る。
到着したオムライスに手を付けようとした。
「お前。言いたい事あんならハッキリ言え。」
動作がピタリと止まる。



