「家ん中だし、脱げばいいだろうが。」 「は、半袖持ってないし…。」 「貸す。」 「結構です。間に合ってます。」 アップアップの私。 もしかしたら、そんな私を面白がり始めたのかもしれない海。 「…楽しんでる?」 「不審がってる。」 ですよねぇ。 思わず相槌を打ちそうになった。