あの時、澪さんがあたしにこっそり言ってくれた言葉。
「あのね……樹里ちゃんのプレゼントを選ぶのに、嵐は何時間も掛かってね……」
「え?」
「あたしが『ペアの物は?』って訊いたら、嵐は『そんなもん恥ずかしくて無理!』って言ってたんだよ!」
そして澪さんは、優しく笑ってこう言った。
「あたしに付き合わせたくせに、最後には『やっぱり俺が一人で選ぶ』って……。嵐は、樹里ちゃんの事が本当に大好きなんだね♪」
その言葉があまりにも嬉しくて、溢れて来る涙が零れないように必死に誤魔化した。
あたしは、嵐にちゃんと愛されている。
そう思ってイイよね……?
嵐……
「あのね……樹里ちゃんのプレゼントを選ぶのに、嵐は何時間も掛かってね……」
「え?」
「あたしが『ペアの物は?』って訊いたら、嵐は『そんなもん恥ずかしくて無理!』って言ってたんだよ!」
そして澪さんは、優しく笑ってこう言った。
「あたしに付き合わせたくせに、最後には『やっぱり俺が一人で選ぶ』って……。嵐は、樹里ちゃんの事が本当に大好きなんだね♪」
その言葉があまりにも嬉しくて、溢れて来る涙が零れないように必死に誤魔化した。
あたしは、嵐にちゃんと愛されている。
そう思ってイイよね……?
嵐……



