少しずつ落ちていく夕陽に照らされながら、君と他愛のない話をする。


今まで六人で過ごしていた時間を二人だけで占領すると、少しだけ慌ただしい気もする。


だけど…


すごく楽しくて、何よりも素敵な時間だと思えた。


苦しい程に甘く軋む胸すら、心地好く感じる。


この時間が、ずっと続けばいい。


この時間が、ずっと続いて欲しい。


恋をすると欲張りになるのは、相手の事をもっともっと知りたくなるから…。