華の恋



と、華恋を見つめる勝ちゃん。



「いつもしてるじゃん…怖い時」



「しようとしたんだよ?
でもちょうどみなとに会ったから
思わず…」



勝ちゃん…ちょっと目が怖い。



「で、でも!平気だったんだし」



笑ってごまかすけど勝ちゃんは
黙ったまま。



「…ごめんなさい」



って…なんで華恋謝ってるんだろう。



別に悪いことしてないのに…。



「…今度からは…しろよ電話」



そう言って雑誌に視線を戻した。



「え…うん」



…なんか変な感じ。



この雰囲気…やっぱり。



「勝ちゃんって好きでしょ?華恋のこと」



だってそうとしか思えないよ。



普通幼なじみだからってあんな怖い目…。



電話しなかっただけでしないよ?



まるで華恋の彼氏みたいに
怒っちゃって…。