青田春菜。通称春チャン。俺の大事な大事な、二個下の幼なじみ。

…なんで北高なのー、俺と一緒に南高通ってくれると思ってたー。春チャンが高校に行くなんて言うから、高校なんて面白くないトコ行く気になったのにー。



「クロッ!久しぶりー!」

「こーんばんはッ。…本当だよー、俺ちょー淋しかったんだからね?」



急いで春チャン家に行って、部屋まで勝手に上がれば。そこにはダイスキな春チャンが居て。

あー、俺ってば、ちょー春チャンに会いたかったんだー、って実感した。

だってホラ。こうやって拗ねて見せるのは、春チャンだけだから。

…あは、こんな俺、アイツらには見せれないよねぇ。