しばし西野くんと談笑していると、私の後ろに人の気配が… ゆっくり振り向くと響太が立っていた。 「…早っ!!」 さっき話したところなのに… 響太はうっすら額に汗をかいていて、髪はいつもよりふにゃってしている。 走って来た…?って思うぐらい… 私と西野くんを睨むと… 「帰るぞ」 私の腕をぎゅっと掴んで立たせた。 「なぁんだ…彼氏もう迎えに来たの…? もうちょっとで綺麗なお姉さんゲット出来ると思ったのに」 「ちょっと…西野くん?///」 「はぁ?ふざけんな。コイツは俺の女だ」