≪追加詩≫

君の音を感じたくて
君の音と一体化したくて
君のトランペットになりたくて

僕は知ってるよ
君の音
いつも同じ所で息が続かない

僕は分かってるよ
君の音
側で聴くと気が散るだろうから

僕は聴いてるよ
君の音
部屋の窓下から盗み聞き

僕は嫉妬してるんだ
君のトランペット
毎日一緒に頑張れて羨ましい

僕は悲しんだ
君の音
見守る僕に気づかない歯がゆさよ

僕は託してるんだ
君のトランペット
僕の気持ちを伝えてくれよ

あぁ頼むよ
彼女のトランペット
僕の想いも奏でておくれ