王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜


「……新城隼人……」


「だから隼人って呼べって言ってんの。つーか、お前また遅刻?」


「……自分だって遅刻じゃん」


「俺はいいんだよ」


「何それ?」


クスッと笑い、表情を緩めた未来。


俺が遅刻した意味。


それはこいつの笑顔を朝から見れたことだろう。