でも、公園内はシーンっと静まり返り人のいる気配が無い。 「……どこにシュンがいるのよ?!」 美咲は膝に手を付き苦しそうに顔を歪める。 未来……どこにいるんだ? キョロキョロと辺りを見渡しても、未来の姿が確認できない。 頼む、無事でいてくれ。 俺がそう祈った瞬間、 「……隼人?」 暗闇の中から未来と白石が二人揃って現れた。