「ほらね、本当でしょ?」 「何であたしの番号知ってるの?あたしシュンくんに教えた覚えないよ?」 一部始終を目撃していた隼人は顔を歪ませ、あたしを見つめる。 「ねぇ、シュンくん!どういうことなの?!」 シュンくんの肩を掴んで前後にブンブン揺すると、ずっと黙っていた隼人が口を開いた。