「……うまくいってない、かもな」 「何で?何が原因?」 「多分、俺のせい」 「まさかお前……浮気……」 「バカ、ちげぇよ。お前と一緒にすんな」 「なんだよそれ。失礼な」 亮は唇をを尖らせた後、おもむろにニコッと笑った。 「俺、分かっちゃった。二人がうまくいかない理由」 「……何だよ」 「そろそろマンネリなんだって?早くエッチでもして愛を深めろよ。隼人、ゴム持ってる?」 亮は制服のポケットを漁り、コンドームの束を取り出す。