王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜

「あの……隼人、シュンくんとは何でもないの!だから怒らないで？ねっ？」


俺の苛々が未来に伝わったらしい。


未来は俺の機嫌を損ねないように必死のようだ。


でも、俺のイライラは収まらない。


何もないなら、どうしてそんなに焦ってんだよ。


説得力ねぇよ。


「何でシュンくんとか呼んでんの？こんな奴と仲良くすんじゃねぇよ」


「でも、シュンくんは年下だしさ……」


未来は何も分かってない。


いくら年下とはいえ相手は男だ。