「……分かった。それで……話って何?」 必死で平常心を保っているのに、声が震えて。 隼人の目を見ることが出来ない。 『俺、美咲と付き合ってる』 隼人にそう打ち明けられたら、あたしどうすればいい? やだ…… そんなこと考えたくないよ。 そんなの絶対に嫌だよ!! あたしはギュッと目をつぶり隼人の言葉を待った。