『俺、今から女と待ち合わせしてるからさ』 未来が乱暴されかかった日、確かにあいつはそう言っていた。 その女が……美咲だったのだろう。 点と点が一本の線で繋がっていく。 「で?お前はこれからどうしたいの?俺と付き合いたいなんて思ってないんだろ?」 「あたしは裕が好き。でも裕はあたしだけを見てくれない……。いつか捨てられちゃうの……」 「そう思うなら好きでも離れろ。お前なら違う男すぐ見つかるって」 俺はしゃくり上げながら泣く美咲の頭をポンと叩いた。