「よかった。未来ちゃんには隼人の口からあたしと付き合うことになったって伝えておいてね?約束よ?」 「あぁ」 美咲はそう言うと、満足げに鼻歌を口ずさみながら俺に背中を向けた。 「じゃあね」 ヒラヒラと手を振って玄関から出ていく美咲。 「……あいつの本当の目的は何だ?」 美咲が俺達を引き離そうとする理由が分からない。 『隼人が欲しいだけ』 本気でそう思っているなら、俺の連絡先位聞くはずだ。 いや……あいつは俺の携帯を勝手に盗み見て連絡先を知っているのかもしれない。