すると、テレビの音が消えたと同時にあたしの体はフワッと何かに包み込まれた。 「俺がいるから、もう大丈夫だ」 胸に顔を埋めると、隼人はあたしの体を力いっぱい抱きしめる。 「……怖い。怖いよ!!」 隼人にしがみ付いても、震えが止まらない。 腕を抑えつけられて、首筋を這った裕の舌。 スカートの中に入れられた大きなゴツゴツとした手。 ブラウスを脱がせようと必死な形相であたしを見下ろす血走った目。 蘇ってしまった記憶にあたしはなすすべもなかった。