「じゃあ、後で。鍵閉めて行くけどもしなんかあったら連絡しろよ?」 「……うん。ありがと」 「じゃあな」 バスルームに入った未来を確認した俺は、一度部屋に戻り制服から私服に着替えた。 そして色の濃いサングラスを掛けて玄関の扉を開けると、再び単車に跨り走り出した。