「今からどうする?」 「裕はどこか行きたいところとかある?」 「俺?じゃあ、ラーメン食べにいかない?最近ハマっててさ」 「うん。じゃあそこに行こうか?」 「了解」 行き先が決まり、裕はハンドルを握りギアをドライブに入れる。 「……あ」 その時何気なく窓の外を見ると、隼人があたし達の乗る車の横を通り過ぎて行った。