「お前さん方のような若者の不満はよく分かってる
異国に脅されて開国したふぬけの集まりの幕府なんか信用出来ねぇ、更に悪化し続けるこの時に勝海舟という奴ぁまた開国しようとしているとんでもない奴だと」



「確かに今の幕府はふぬけです!」と、重太郎は言った




「ああ、俺も幕臣だけどね」




重太郎ははっとし、また下を向いた