「あっここ!ここ!」 ファミレスから少し離れた場所にあるマンガ喫茶についた。 独特な本の匂いと静けさのなかで、ドリンクバーの機械音がやけに耳につく。 私と里沙は初めてで、会員証を作るために指定の用紙の項目に記入中。 「じゃあ、この部屋で」 剛と充君が部屋を決めてくれていた。