「…んだよ。目の前でイチャイチャねちねち……。」


「は?何か文句あんの?」


「あるに決まってんだろ!俺は由衣チャンが好きだ!!。」

「……。」


「だから目の前でイチャつくんじゃねぇ!……これでいいんだろ!。俺はちゃんと伝えた!だから愚痴ってやる!!」




クラスメートの発言に。俺達はポカーン…。


でもユイユイだけはフッて笑って

「何だ…。ちゃんと出来んじゃん。」


「…………え。」


「ありがとう。」



そこでフワッと笑った。


うぬ!?




由衣のエンジェルスマイルに。男の顔が赤い!!



女子たちも「由衣カワイイ!。」っつって盛り上がってるし…。




「超ヤキモチ…。」


「そんなのあたしもだし。柔道やってるとき女子たち騒がれてた……。」


「ユイユイもだったじゃん…。女子にさ。」


「彼方こそ。男子が尊敬の眼差しで見つめてたよ?」



え!?




「そうなの!?」


「うん。ね?男子諸君」


「「そ。そんなこと…。」」


「……ね?」



「「……はい…。「」



ユイユイってホント強い…。


一睨みするだけでなんでも出来ちゃいそう。




「皆彼方の事。何だかんだで羨ましそうに見てるよ?」


「マジで!?」


「うん。…でもあんまりカッコ良くなんないでね?あたしのだから……。」


「………………あ。うん…。」




由衣がまたエンジェルスマイルしてきやがった……。



一瞬ポポポってなるとこだった!



「彼方。大好き!。」


「……俺も!ユイユイ大好き!!。」




そう改めて実感した。

ある日の授業中でした☆