「おお…コイツの曲初めて聞いた…」 しばらくの沈黙があった後、最初に声を出したのはお兄様だった。 「へえ。」 山添さんはそれしか言わない。 「…どうでしたか!?」 そんなこと聞くのも気が引けて、俺もあいつらも黙ったままだった。 山添さんの次の言葉は、とんでもないものだった。 「充分だよ。川口から話は聞いた。レコーディング手伝うよ」