教室を出るときに担任にぶつかった。 『何処行くの!』と叱られたけど、無視して廊下を真っ直ぐ歩いた。 どうしても屋上に行きたくて、鍵のかかったドアをがちゃがちゃ動かしていると、扉が開いた。 なんて危ないんだ、この学校は。 「寒!!」 思った以上に風が吹いていて、雪も数センチ程積っている。 はらはらと小さな結晶が俺の掌に落ちて溶けた。 空を見て、少し、頭を冷ました。