護りたい者のために


リンがもう一度聞き直そうと男に近づいた瞬間、



「リン、そいつから離れろっ」




入口からマクロな声が聞こえ、振り返ろうとしたその時、男がリンの右腕を掴み、胸元へ手をおき、




「ちょっと覗かせてもらうよ(ニヤリ)」





と言った・・・・・・




ドクン、ドクン、ドクン





体中の血が急に熱くなるよう感じがした




『いやぁ―――――――――――――――――――――――――――っ』






「リ―――――ンッ」