『おはよう、レオン。私どのくらい寝ていたのかな……』





私の問いにレオンは喉を鳴らして嬉しそうにすり寄ってくるだけだった





『私、外に出てみたいんだけど』




そういうとレオンは私が起き上がるのを手伝ってくれて上手く背中に乗せてくれた





負担がかからないようにゆっくりと歩き、外に連れ出してくれた





外は晴れており、復興に力を出している街の人たちの笑い声で溢れかえってた