「ルーシー? どうかしたの?」 急に落ち着きを失ったルーシーに気付いたのか、母が不思議そうな顔で尋ねる。 その声にハッとして、慌てて笑顔を作り 「ううん、なんでもない……おいしいね、ありがと……」 そう言いかけたその時 ドオ……オオオ…………ン 不意に聞こえた轟音に気付き、窓を振り返り、それを目にし、ルーシーは息を呑んだ。 窓際に立てかけられた…… 巨大な 黒光りする剣。