固い決意にも似た気持ちに動かされている。 窓から前方を見据えるアレックスの目に、不安や揺らぐものはない。 ただ、進む。 前へ、前へと…… 行かねばならない。 そこにあるものをただ目指して。 アレックスの意思そのものに列車は白煙を上げながら速度を上げて進む。 長く、長く伸びた線の上をひたすらに、時折り車輪が軋む音と共に。 西へと――