DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>



「守って欲しいなんて思ってもなかった。あたしはただ……ずっと一緒に居れればそれでよかったのに……頼みもしないのに勝手に人を庇って死んじゃうなんて」

そう言い、ミカエルは微かに笑みを浮かべた。

どこか皮肉めいた笑み。

そして

「兄さんも母さんも……馬鹿よね」

吐き出すように言う。






僅かな沈黙。





「……復讐の為か?」

「そうね、それもあったかもしれない」

ジュードが何に対してそう訊くのか、ミカエルはすぐにわかった。

何故、自らの身体を兵器と変えたか?