「俺にできねー事はねぇ」 少し元気の無い声にクスリと笑うと少しムッとした顔をするが、何も言わない所を見ると本当に悪いと思っているらしい。 気付けば不満や悲しさが消えていた自分の現金さに少し呆れてまた1つ笑った。 「ありがとう。」 「…おぅ。腹、減った。」 「うん。今あっためるね?」 「あぁ。……おい」 「なぁに?」 「…これからもずっと一緒にいろよな」 「はいっ!!」 END