「うん、わかった。」

プッ プープープー

目の前にはちょっとだけ、いつもより豪華なご飯。

ケーキも作ったの。

甘い物が苦手なアナタでも

好きだ

と言ってくれたチーズケーキ。


急に色あせて見える食卓。

そっとダイニングのイスを引いて座ると、惨めな自分に涙が出てきた。


『今日中に帰れそーにねーわ、先寝てて』


ばーか。