「もう合コン強制的に連れて行かないからぁ!」



「......本当か?」



「もち!」




あれは悲惨だった。



あんな地獄に好んで行くヤツの気がしれねぇ。




「チッ。蜜夏にバイクお前の家に置いてくるように言え。早く来いともな。」



「まじ!やった!ありがと!」



そういうと、悠は電話しに行ってしまった。





教室からはいつの間にか俺達以外、誰もいなくなっていた。



ということは、俺と女2人。




最悪だ...




とりあえずポケットからケータイを取り出しいじっていると、悠が戻ってきた。



「10分で来るって!」




10分か。
俺にとってはこの時間は長い…