「蓮くんのクラスは2の3です。仲良くしてあげるように」



2の3か...




「え〜超嬉しいっ!」


「やばいよねっ」


「まぢ一目惚れしたんだけど!」



いろんな声が聞こえる。





親父を捨てた女の声が...



『私にはもうあなたたちはいらないの
さようならっ』



俺に言った女の声が...



聞こえる。




やめろ...



ヤメロ...




「もう降りていいですよ。」



校長の声で我に戻った。