宝石のように

「あたしさぁ…
今回ちょっと手こずってんのよね
まぁ蓮くんの周り
あんたがうろちょろしてるからなんだけどぉ」


「ようするに美衣奈は
あんたが邪魔っていいたいのよ」


「やだ!さき、ストレートすぎぃ」


「とゆうことで花菜?
もう蓮くんの前に出れないくらいの顔にしてあげるっ」


「な、なんで…」


ドカッ


あたしは『さき』と呼ばれる人にお腹を蹴られその場に倒れた


そしてそれをいいことに
みんなであたしを蹴る
誰かの靴があたしの顔に当たったとき
口下から血が流れた


「いっ…」


「まだまだね」


そう言い拳を振り上げた



とき…